こんにちは、亀岡市 JR並河駅にある産前・産後骨盤矯正・産後ケア専門の京都かめおか整体院です。
今回は恥骨結合離開についてのお話です。
皆さんは、恥骨結合離開というものをご存じでしょうか?
この写真は、骨盤を前から見た模型です。
左右の骨盤がくっついている部分でまんなかに比較的分厚い靭帯があり、これが左右の骨盤をつないでいます。
「関節」ではありますが、ここはほとんど動きません。
骨と骨がくっついているイメージをして下さい。
これが出産の時に少し離れてしまいます。
恥骨の左右は靭帯で繋がれているのですが、
妊娠してから臨月にかけてその靭帯が緩くなるためです。
また、
出産時には胎児がグルグル旋回しながら出てくるという大きな負荷がかかります。
分かりやすくするために歯をイメージしてみましょう。
歯が抜けそうになったら元に戻すのは時間がかかる、
もしくは戻らなくなりそうですよね。
恥骨結合離開とは、このような状態になっているということです。
恥骨にかかるダメージが大きすぎて、真ん中の部分でパかっと開いてしまったままになっているのです。
痛みが酷い場合は立ったり歩いたりすることも困難になってしまいますが、
ほとんどの場合は骨盤ベルトを巻いて安静にしましょうという指導で終わるようです。
「時間がたてば良くなるかな?」と放っておきがちなのですが、
これも良くありません。
出産の骨盤にかかるダメージは骨折や脱臼と似たようなものなのです。
恥骨痛が取れない、
踏んばったときに痛みが残る、
生理痛が酷くなる、
妊娠・出産の痛みが強くなるなどの危険があります。
当院では、
こういった恥骨結合離開の治療に骨盤矯正を行っています。
産後の痛みが出ている恥骨関節は強い刺激が加えられると悪化してしまうことがあります。
当院では産後でも施術を受けられるように、
産後の方専用の恥骨矯正をご用意していますのでご安心ください。
いつまでも続く恥骨痛などでお悩みの方は、
一度お気軽にご相談下さい。
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