健全な発達をサポートする成長因子は、腸、血管、神経系、ホルモンを分泌する内分泌腺など、赤ちゃんの身体の多くの部分に影響を与えます。
1日の授乳で最大500kcalを消費してくれると言われています。(それ以上に摂取カロリーや糖質の多い食事をしていたら変化はありませんが(^^;)
これは自転車に1時間ほど乗っている程度の運動量に値するそうです。
また、授乳期間中には、ホルモンの影響により、排卵が抑えられ、生理が止まる人が多いです。
この間は子宮を休める期間ともなり、産後回復を早めてくれる効果が期待されるんです♪
ホルモン(オキシトシン)の作用により、子宮の収縮を促進させ、悪露(おろ)の排泄が活発になる事により回復の効果が期待されます。
あと、母乳育児により、骨の石灰化を強化することができるため、
高齢になった時に骨粗しょう症になる可能性が低くなるとも言われています。
そして、もう一つのメリットと言えば
赤ちゃんの口腔発達にも効果がるともいわれています。
後に歯が生えてきたときの嚙み合わせなど、赤ちゃんの口腔発達にもある程度関係があるといわれています。
母乳を飲む時、舌を使ってしごきだす動きをします。
この動きは口回りの筋肉を発達させるのに大きな役割を果たします。
下の正しい使い方を習得することで、あごの骨を押し広げ、あごの骨の成長を促すことができます。
その結果、綺麗な歯並びで歯が生えてくるよう土台を整えることが出来るのです。
この点で人工の哺乳瓶を使って育つ場合、舌のトレーニングが十分に行えず歯並びに影響を及ぼすという説も挙げられています。
そのため、母乳育児は口腔発達にも大きな影響があると言えるでしょう(^^)
母乳育児には精神面のメリットもあります。
先ほどもお伝えしたように、授乳中、赤ちゃんはお母さんのぬくもりを全身で感じることができます(^^)
授乳中に長い時間触れ合ったり、目で見つめ合ったりすることにより、幸福ホルモンともよばれる「オキシトシン」が活性化されるんです。
このホルモンの作用により、お母さんは満たされているという気分になる事が出来ますし、赤ちゃんも精神的に安定します。
「オキシトシン」には、前頭葉機能を改善させる抗うつ効果もあります(^^)
そのため、赤ちゃんの夜泣きによって睡眠不足になりがちな時期のお母さんの精神を安定させる面でも効果に期待ができます。
あともう一つは、経済的なメリットもあります。
当然のことですが、母乳は母体から出るものなので費用は一切かかりません。
粉ミルクで授乳する場合の費用はおよそ1ヵ月で1万円前後、年間で10万円~15万円ほどになります。
尚且つ、お母さんにとっては、外出する時の手間が大きく省けるんです。
粉ミルクだと、粉ミルク・哺乳瓶・お湯を入れた水筒等を、毎回の外出で用意しなくてはなりません。
外出となると、着替えやオムツなど荷物が多くなるので、完全母乳だとだいぶ負担が軽減されます。
そういった意味でも母乳育児は経済的で効率が良いといえるでしょう(^^)
24時間web予約はコチラ↓
トップページはこちら↓







